2018年10月

弁護士小賀坂徹です。

 

ちょっと前のことになって恐縮だが、今年の9月13日、リアム・ギャラガーの武道館でのライブに行ってきた。

 

昨年、リアムが『AS YOU WERE』というアルバムをリリースした際、このブログでも、オアシス解散後、

お世辞にもパッとした音楽活動をしてこなかったリアムが、まさに起死回生の作品を発表し、

ロックシンガーとしての再生を感じさせるもので、ニュー・リアムの誕生といっていいものだという最大限の賛辞を贈った。

 

『AS YOU WERE』発売後、初めての来日ツアー(東京・愛知・大阪)だったので、相当の期待をして武道館に向かった。

もちろん、オアシスのナンバーも演るだろうが、中心は『AS YOU WERE』であろうと思いながら。

 

開演時間の数分後、彼のライブではおなじみのマンチェスター・シティのチャントが流れる中、リアムが登場する。

最初の曲は『AS YOU WERE』の1曲目でシングルにもなっているナンバー「Wall Of Glass」だと思いこんでいたが、

リアムがおもむろに「Rock’n’ Roll Star」と叫び、オアシスの同曲の演奏が始まったのには驚いた。

そして2曲目も、これまたオアシスの代表作の「Morning Glory」。

オアシスの初期のナンバーが初っ端から立て続けに演奏され、会場は大盛り上がり。

いやぁ、たまらなかった。

 

末尾にセットリストを貼り付けておくが、アンコールも含めた全17曲中10曲がオアシスのナンバー。

しかも、その10曲中7曲が、デビュー作『OASIS (Definitely Maybe)』と2作目の『Morning Glory』からで(因みに、この初期の2作がボクの一番好きなアルバムなのだ)、

オアシスの初期衝動を再現するようなパワフルな演奏がずっと続き、リアムの声も艶やかで伸びのあるもので、絶好調そのものだった。

 

『AS YOU WERE』で自信を回復したリアムが、次にたどり着いたのがオアシス初期のナンバーであることが実に興味深い。

原点回帰といっていいのだろか。

リアムが初期のオアシスに戻りたいと願っていると考えるのは、ボクの思い込みなんだろうか。

でもそう思わずにいられない、この日のセットリストと演奏だった。

2回のアンコールを含め(Wonderwallで完全に終わったと思った客も多く、場内の照明がついて帰り始めていたころ、再び照明が消えてリアムが登場したのも驚いた)、

1時間半にも満たないもので、若干の物足りなさもあった(70歳を過ぎたポール・マッカートニーは去年の東京ドームで2時間半ぶっ続けで演奏したんだぜ)が、

それでも満足感に充足された夜を過ごすことができた。

MCもコール&レスポンスもないまま、ただただ演奏し続けた17曲のライブだったから効率的?といえなくもない。このあたりもリアムらしい。

 

さて、ノエルはこれをどう受けとめるのか。まあ何とも思わないんだろうなぁ。

 

 

 

2018・9・13 日本武道館

  1. Rock’n’ Roll Star (OASIS)
  2. Morning Glory (OASIS)
  3. Greedy Soul
  4. Wall Of Glass
  5. Bold
  6. For What It’s Worth
  7. Some Might Say (OASIS)
  8. Champagne Supernova (OASIS)
  9. Soul Love (Beady Eye)
  10. You Better Run
  11. I’ve All I Need
  12. Whatever (OASIS)

 

アンコール1

  1. Supersonic (OASIS)
  2. Cigarettes & Alcohol (OASIS)
  3. Live Forever (OASIS)
  4. Wonderwall (OASIS)

 

アンコール2

  1. Be Here Now (OASIS)