2016年01月

こんにちは。司法修習生のKです。

 

司法試験に合格すると、埼玉県和光市にある司法研修所での修習と

配属地での修習を受けることになります。

 

そして、配属地の修習は民事裁判、刑事裁判、検察、弁護の4クールに分けられ、

裁判所、検察庁、法律事務所にそれぞれ行きます。

 

私は弁護修習の時、馬車道法律事務所でお世話になりました。

 

弁護修習を経験して感じたのは、先生方が一つ一つの事件に本当に真摯に向き合っているということです。

弁護士は多くの事件を同時に抱えていますが、その人にとっては一生に一度のことであり、

弁護士という職業がどれだけ責任の重い仕事であるかということを改めて強く感じました。

 

自分の志す職業が自分の仕事ぶりによって

人の一生を左右するものであることを心に刻み、仕事をしていきたいと思いました。

 

また、先生方の法律相談に同席させていただくことで、

自分だったらどのように相談者の方に応対するかについて,その場で考える訓練ともなりました。

 

自分が妥当と考える手段と依頼者の望むことが必ずしも一致しないこと、

その場合にどうすべきかということを考えさせられました。

 

そして、先生方が依頼者への報告をまめにされていることも,とても印象的でした。

 

民事裁判では、代理人である弁護士だけが出席し、当事者は来ないことがほとんどですが、

法廷が終わると、毎回依頼者の方に報告をきっちりとされていました。

 

その姿を見て、事件についての報告と今後の展望を小まめに連絡することで、

依頼者との信頼関係を構築・維持していくのだと学ぶことができました。

 

約2か月間という短い期間ではありましたが、とても充実した修習を経験させていただきました。

 

事務所の先生方、事務の皆さんがとても優しく、温かく接してくださって、

弁護士実務を色々な角度から見ることができました。

 

修習での経験は、実際に弁護士が働いている姿を、間近で初めて見たものであり、

一生忘れることはないと思います。

 

先日、二回試験(司法修習の修了試験)の結果発表があり、

私も弁護士登録致しました(そのため,正確に言うと,題名は「元第68期司法修習生から」です…)。

 

これから数十年に亘り、弁護士として人の一生を背負っていくことになるのかと思うと、

身震いのする思いですが、一年間での修習で学んだことを元に、

今後も,貪欲に勉強し続けるという姿勢を忘れず,実務に就きたいと思っています。

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