はじめまして。今年から入所致しました、新人弁護士の岩井知大です。
少し前になりますが、3月20日、
福島原発かながわ訴訟の第2回口頭弁論期日が開かれました。
当日は、支援者及び原告の方々を中心に、沢山の傍聴人の方々に来て頂き、
横浜地方裁判所の最も大きい法廷が満杯となりました。
裁判所に、今回の訴訟が如何に多く人が関心を持っていて、
そして、沢山の人達に支えられている訴訟であることを知ってもらうためには、
まずは法廷を一杯にすることが必要です。
今後の期日にも沢山の方に来て頂きたいですね。
当日の法廷では、原告の方1名、弁護士から3名が意見陳述をしました。
私も、その一人として意見陳述を致しました。
弁護士の意見陳述は法的な観点からの意見陳述をするもので、
私も概ねそのような内容だったのですが、
原告の方々から被害の状況、置かれている状況、
そして、被告東電の対応の不誠実さを目の当たりにして、
どうしても裁判所に原告団の今回の訴訟にかける思いを伝えたくて、
一原告となったつもりで、原告の方々が考えている今回の訴訟の意義であったり、
今回の訴訟にかける思いも陳述させて頂きました。
法廷を出たところで、原告の方々から声をかけられ、
とてもよかったと言って頂けて、やはり陳述してよかったと思いました。
今後も、一原告となったつもりで弁護団活動を展開していきたいと思います。
※写真は期日後の報告集会の様子です(私はいません)。