弁護士馬奈木幹です。
3月11日、福島の震災・原発事故から4年が経ちました。
3月10日には、横浜公園において、
福島の震災に関連して亡くなった方々や被害を思う、追悼の夕べが開催されました。
雹(ひょう)や雨の降る場面もありましたが、約150名もの方々が参加しました。
追悼の夕べでは、神奈川に避難されている方々に思いを語っていただきました。
参加者はそれぞれ、福島あるいは被害に思いを馳せたことと思います。
ミニコンサートもあり、ウクライナ出身のバンドゥーラ奏者・カテリーナさんによる歌とバンドゥーラの演奏、
福島県南相馬市出身の民謡歌手・原田直之さんによる民謡の演奏がありました。
福島原発事故はいまだ収束しておらず、
神奈川県ではいまもなお、約4200名もの方が避難生活を続けています。
避難生活が長くなるにつれて、避難者の方々の置かれた状況は深刻になる一方です。
この問題は、現地に滞在されている方々や、
避難されている方々だけの問題と矮小化して良いものではないと思います。
あの日を忘れてはいけない--
追悼の夕べに参加し、この思いを新たにしました。
追悼の夕べは、来年以降も開催される予定です。